インドの最後の日より

もう一つガイドさんに無理を言って
ターバンを巻く所を見たいと!
早朝からガイドさんの部屋へ二人で忍び寄る?
カメラを片手にボヤーと見ていて
写し忘れ?
6mのターバンをくるくるくると巻き付けるまでに
長い髪を巻き何も使わず前頭葉辺りに束ねる
ネットみたいなもので髪の毛を整えセット
ターバンの巻はじめは自分がぐるりと一回り
いやいや二回り!
そして鏡を見ながらしっかり形を整えピンで押さえる
お髭もセット!最後にドライヤーで固める
いや?まいった
こんなに大変だなんて思っても見なかったから
言葉も出なかった
寝ぼけ眼の顔で失礼致しましたって感じだった

早朝からハルドワールに立ち寄ってもらった
この地名はシヴァ神の門と言う意味合いが有るらしく
聖地の入り口だと言う事らしい
バナラシーのガンガーも感動だったが
ハルドワールも負けては居なかった
音楽を奏でてくれたおじいさんと記念写真

ガイドさん達が朝食をとるため車を止めた
私達は歩きながら進行方向を進んでいると言い残し
二人でヒッチハイク?
昔流行ったTVの 猿岩石 になった気分で
ガイドさん達きっと今頃ハラハラドキドキだったりして
と思いながら私達は羽を伸ばしていた
大慌てで車をぶっ飛ばして来たようだ
クラクションが激しく鳴り響いていた

予定には入って居なかったデリー観光にも連れていってもらい
紅茶も買って家でもチャイをつくってみようかな!
なんて思っちゃった
最後にガイドさんの自宅へお邪魔
アットホームなイメージが
お母さんの事をいきなり
あそこが悪いここが悪いと訴え
それって私に施術を求めているの?
えええ?
時間はあと10分しかない
膝だけでも良かったらと言いながら
ベッドルームへ
お母さんから三段式の弁当箱をプレゼントしていただき
大喜びのまあさん
まあさんが一番欲しかった品物だったから!
ガイドさんのファミリーと記念写真を写しデリー空港へ
最後の最後までぶっちぎり駆け抜けの旅だった
そしてそして飛行機に乗る前に
まあさんと反対側の足をけがした人に出会った
きっとけがを忘れるなよ! と言いたかったのでは
ゴームクの写真ではターバン男の幽霊を30人程連れていたから
きっとターバンの人に悪いことしたんだなって思っちゃった!
苦行の旅完了? いやーまだまだ家で続いていそうだが…
私はヒーリングの旅を終えた気がした!