巨石群でポンポコ隊員圧倒させる

天の岩戸まで戻り
天空遊歩道コース・・・
岩・磐・い?わーー!!
巨人文化の足跡
そんな感じが漂っている
顔の絵が彫られている岩もあって
その頃の文化を感じさせられる
おおざっぱな印象も受けるが
彼らにとっては繊細だったのだろうかと
線刻がとても意味深で
私の目にはそう映ってしまった

一つひとつの岩に愛着を感じてしまう
全く違った意識の岩
暖かかったり冷たかったり寂しかったりと
感情が・・・
それも太古からの?
その感情をしっかりと大木達がかくまっている
木と岩がシンクロしている姿には心打たれる

ゆっくりと浸っていたいのだが薄暗くなって来た
急がねば・・・
ようやく水無神社奧社へ
5時到着
延々と2時間かかって車へ到着
もう空は真っ暗

 夕日を見ながら山の景色に感動
 山々の色の変化が美しい
 絵で描いたような山の色にすいこまれそう
 また行きたくなる山の一つでもある
 位山・・・

大急ぎで山をおり
ガソリンを入れ
スタンドのおじさんに
「この辺りに温泉はありませんか?」
と訪ね
「ひまわりセンチュリーが2キロ先にあると・・・」
そう聞き温泉を目指した
温泉・温泉・・・
探せども見当たらない
夕食も気になり出し
「どうしますか?」
と言いながら車は走っている
「あっ! 温泉マークに湯って漢字が!」
と私は叫び近寄って行ったが
なんとガソリンスタンド!
タヌキが文字化けしたような
今度は『美人の湯』
って看板が
これだー!
と車をぶっ飛ばしたが
見当たらず
もうそろそろ食事にしないと
山深くなって来るぞー
中華そば屋さんが一軒見えて
直行!
座敷に座りテレビの上を見ると
何故かタヌキの剥製?!
タヌキの剥製なんて
はじめてみるって感じで
そのタヌキの目が又インケン
なんでこんな場に?
そばをすすりながら
聞こえてくる音楽がまたしても
タヌキの数え歌
 ♪ポンポコポン・・・
   ポンポコポン?♪
ツボにはまってしまった私は
笑いの渦から抜け出せないでいた
多分ポンポコ隊員全員そうだったと思うが・・・

ひょっとして
ここのラーメン屋さんも
ホントは化けていて
無かったのかも
そんな感じが漂って
振り向きたくなかった
くわばらくわばら

今日は天の岩戸で長湯をしたから
温泉はお預け
タヌキ星人からはじまったタヌキ騒動は
こうして終末を迎えた