ギリシア日記?

カランバカのホテルともお別れ?
翌朝同じようにドアが落ちてきた部屋が
他にもあったと大笑い・・・

奇岩630mの上に立つメテオラの修道院へ
バスで走行中
海の臭いで覆われる
こんなに高い位置で何故?
海底の雰囲気の中で頭はもうろうとしている
車酔いではなく
違った空間へ入り込んでしまったようだ
又一人旅が始まっている
周りの声が遠ざかる・・・

修道院の中は相変わらず重い
キリスト様よりもマリア様を重要視されているようだ

メテオラの岩は
一つ一つが誰かの顔のように見え
こちらをじっと見つめている
まるで岩が愉快に踊っているようだ

壮大な岩とも遠ざかり
念願のアポロン神域デルフィへと向かった
バスからの車窓の景色は夕暮れに染まり
虹が顔を出し始めた

虹が出たとはしゃぎまわっている私達は
やはり不思議に見えたのか
同乗していた方からの視線が妙に気になる

雲に文字が刻まれていく
太古の文字なのかルーン文字のように見えたりもするが
果たして??
何かメッセージが来ているように思われる
またやけに睡魔に襲われる
UFOが側にいる!!
記憶がだんだん遠ざかる
4次元の時空間へ・・・
からだはひとりでにぐるぐる回っている
一人で座っていて良かったと
ため息を付きながら
時折我に返っている私と出会う

そんなバスの中での移動を終えデルフィに到着
山と海の景色が一望出来感激!!