二月堂修二会(お水取り)

レイキホロー・呼吸法を終え
夜な夜な奈良へ一っ跳び?

お水取りの本業が3月1日の午前一時半頃より始まる?
その行法を観に二月堂へ!

天平勝宝4年(752)にはじめられ
今年で1257回目と言われている
古の時代へと遡りふみちゃんは
神々の世界とこの世の狭間での仕組みと言うのか
人間界の罪を祓い
神々の世界へ向う為の一部始終を観た気がした!

止っていた空気が急に動き始め
冷気が流れ始めた・・・
格子戸の向こう側で
お坊さんが煤払いを始めたように
足音を立てながら始まった
その足音がメロディーがあるように
巧みなリズムが刻まれた!!
そうかと思えば白いカーテン??の向こう側に…
これは神々の世界を現しているのだろうか
移動をはじめた?

お坊さんの姿・顔は
格子戸の碁盤の目から観ているせいなのか
二重に見えたりと言うのか陰陽で観え
またお坊さんの動きも不思議
目の錯覚を起こされているような感覚の中
宙に浮いているような動きの中
お坊さん同士がすれ違っているのに
まるで忍者のように分身の術を使っているような
錯覚に陥る動きはビックリさせられる?
背中にお子さんをおんぶしたような姿にも見えたり
この世とあの世と言うのか
次元を超えてゆく姿が印象的であった?

修二会(しゅにえ)の行の意味も知らないで
見せて頂きながら・・・こんな風に思い
中でも胸が張り裂けそうな音を聞いたときは
何がはじまったのだろうか!?
と目を見張った?

 ギロチン のような印象が走って

国の罪古の罪を肩代わりして
黒い頭巾をかぶったお坊さんが
片足を割っている姿は痛々しい?

太古の頃から世界中の国々で
生け贄の儀式があると思うが…
その場面を生で見せて頂いているような?

懺悔の瞬間・・・これが何度も続く
呼吸は一瞬止り息を呑む

場は真っ暗になったり
クリスタルに研ぎ澄まされたり
霞んだりで視覚に訴えかけられている?

神々側の
灯は煌々と燃え
私達の命そのものを表されているのだろうかと
思いながら火の燃え方に興味をもった
護摩の火と見比べているのか
真っ直ぐに伸びている火に
こころは安堵に至る

聞いた事も無いようなお経?を挙げ
神々の世界とこの世とのやり取りが行われているような

毎年このような不退の行法をされ
国を守り子孫繁栄をお祈りしていたのだろうか
神秘的な世界を垣間見たと?